【実体験】ソフトバンクのトクするサポート(下取り)は本当にお得?メルカリ出品と比較

皆さん、こんな疑問を持ったことはないでしょうか?

ソフトバンクの下取りプログラム「トクするサポート+」は本当にお得なの?

機種代が最大半額になるというフレーズは魅力的ですが、細かなルールがいくつもあり、なかなか判断しづらいですよね。

そこで今回は、私がメルカリでGoogle Pixel 4aを販売した経験をベースに、ソフトバンクの下取りとメリカリのどちらがお得なのかをリサーチしてみました。

機種変更をしようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

売ってみた機種:Google Pixel 4a

今回、メルカリで売ってみた機種はGoogle Pixel 4a(5G非対応)です。

新品の税込価格は下記の通りです。

Googleストアの販売価格:¥42,900
ソフトバンクの販売価格:¥49,680

※2020年10月10日現在

メルカリで売ったらいくら戻ってくる?【実体験】

8月20日の発売直後に購入し、10月10日にメルカリで出品しました。

商品の状態は「未使用に近い」、出品価格は「38,000円(ソフトバンク定価の76.5%)」としました。※私がソフトバンクで購入したときの価格は「¥49,680」でした。

その結果、3分で購入されました。

やや強気の価格設定のはずなのですが、速攻で購入され、もう少し高くても良かったのかなと後悔しました…。

▼出品ページ▼

メルカリには手数料や送料がかかるため、最終的な販売利益を計算すると、「33,500円(ソフトバンク定価の67.4%)」となりました。

販売価格38,000円
メルカリ手数料▲3,800円(10%)
送料▲700円
販売利益33,500円

つまり、16,180円でPixel 4aを購入できた計算になります。

ただし、私の端末は状態が「未使用に近い」だったため、価格が維持されている点にはご留意ください。

手間はかかる?

結論、初心者ならけっこう苦労すると思います。

しかし、メルカリなどのフリマアプリにある程度慣れていればそんなに手間はかかりません。

メルカリ出品に伴う作業は、主に下記です。

  • 出品用の写真を撮る(場合によっては加工)
  • 商品の説明文を書く
  • 商品の価格設定をする(他の出品を軽くリサーチ)
  • 梱包し、コンビニや宅配業者に引き渡す
  • 購入者との簡単なやり取り

など。

出品・発送の所要時間は計1時間くらいかなと思います。

メルカリの注意点

メリカリでスマホを出品するときの注意事項は主に2つ。

1つ目は、SIMロックを解除すること。ソフトバンクではオンライン完結でSIMロックを解除することができます。また、購入時にロック解除希望にチェックを入れれば、最初から解除済みの端末を入手できます。

▶︎SIMロック解除のやり方はこちら

2つ目は、初期化を完了させることです。「iPhone 初期化」「Android 初期化」など検索すれば手順が出てきます。

メリカリではご親切に、上記2つが完了しているか出品直前に注意喚起してくれます。

トクするサポート+(=下取り)を適用するとといくらお得になる?

メリカリでPixel 4aを売ったときの販売利益は「33,500円(ソフトバンク定価の67.4%)」でした。

では、ソフトバンク公式の下取りプログラム「トクするサポート+」の下取り価格は、メルカリの販売利益を超えるのでしょうか?

これに関しては、はっきりとした答えがあり、

割引額は最大で半額の「24,840円(ソフトバンク定価の50%)」です。

つまり、「未使用に近い」状態の場合は、メリカリで販売した方が約9,000円お得という計算になります。

トクするサポート+とは?

そもそもトクするサポート+って何?という方のために簡単に説明します。

トクするサポート+は48回払いを選択した人だけが利用できる下取りプログラムです。

ある機種を48回払いで購入し、

  • ソフトバンクで、25ヶ月目以降に他の新機種に買い換える
  • ソフトバンクに、旧機種を下取りに出す

という条件を満たすと、買い替え以降の旧機種の分割払いが免除されるというプログラムです。

まず、破損品は下取り金額が下がってしまう点には注意が必要です。破損品の下取り価格については、こちらの記事(外部リンク)が参考になります。

対象機種

対象機種は、公式サイトでご確認ください。

メジャーな機種はほとんど対象となっています。

キャンセル

端末購入時に下取りサポートに申し込んだとしても、購入した対象機種を他人に譲渡した場合は自動的にキャンセルとなります。

つまりメリカリで売った場合も、自動的にキャンセルとなります。

なので、メリカリ出品を考えている人であっても、とりあえずトクするサポート+に申し込んでおくのも良いと思います。

結局、メルカリとトクするサポート+はどちらがお得?

未使用に近いPixel 4aを売った私の事例で言うと、

メルカリの販売利益33,500円(ソフトバンク定価の76.5%)
トクするサポート+の割引額24,840円(ソフトバンク定価の50%)

となっており、「メルカリの方がお得」という結果になりました。

しかし、今回の私は「未使用に近い」状態という特殊な条件でした。普通は、ある程度使い込んでから売る(or下取りに出す)と思いますので。

私の場合はメルカリがお得でしたが、ケース別にどちらがお得か整理していきます。

メルカリで売った方がいい人

  • 少しでも得したい人
  • フリマアプリを使い慣れている人
  • 中古市場で人気の機種(iPhone、Google Pixelなど)を使う人
  • ソフトバンクからの乗り換えを検討している人

メリカリを見てみて、ソフトバンク定価の半値以上で取引されているなら、メリカリ出品にトライする価値があります。

トクするサポート+で下取りに出す方がいい人

  • 時間を節約したい、手間をかけたくない人
  • 中古市場であまり評価されていない機種を使う人
  • 破損品・水没品
  • ソフトバンクを今後も使い続けていく予定の人

トクするサポート+では、破損品・水没品であっても、下取り価格は下がるものの回収してもらえます。

メリカリでも破損品と明記さえすれば販売することはできますが、トラブルの元ともなりやすいため、ソフトバンク公式に引き取ってもらうのが無難でしょう。

まとめ

機種の購入から下取りまで、ソフトバンクだけで完結するのは便利ですが、

少しでも得しようと思うなら、メリカリなどの外部サービスも取り入れるとチャンスが広がります。

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