
2021年3月より新登場した「LINEMO(ラインモ)」。
通常の物理SIMに加えて「eSIM」での申し込みにも対応しており、他のキャリアとのデュアルSIMで運用することができます。
今回は、LINEMOをデュアルSIMで運用する場合の「最強の携帯キャリアの組み合わせ」を考察していきます。
楽天モバイル、povo、ahamoなど、組み合わせごとに相性の点数もつけてみました。
※記事内の価格はすべて税込です(20201/4/1更新)。
LINEMOのeSIMとは?デュアルSIMとは?
まずは、最近話題となっている「eSIM」や「デュアルSIM」について簡単に解説します。
eSIMとは?
「eSIM」は、「embedded(組み込まれた)」の意味を含むSIMのことで、その言葉の通り、最初から端末本体にSIMが埋め込まれている状態のことを指します。
eSIMはインターネットを介して契約者情報を端末本体に直接書き込む仕様となっており、わざわざ物理的なSIMカードが到着するのを待ったり、SIMカードを差し替えたりする必要がありません。
申し込みをして発行されるQRコードなどを読み取って設定を行うだけで、誰でも簡単に携帯キャリアの乗り換えができます。
eKYCとは
ちなみに、昨今ではeSIMに似た言葉として「eKYC」という言葉も登場しています。
eKYCとは、簡単にいえばオンラインで本人確認手続きを行うことの総称を指し、SIMカードとは一切関係のない言葉です。
2021年3月後半から大手キャリアが提供する格安料金プランは、いずれもオンラインでのみの受付となっています。
これまでは店頭などで本人確認を行う必要がありましたが、
ドコモの「ahamo」
auの「povo」
ソフトバンクの「LINEMO」
に申し込む際はeKYCによってオンラインで本人確認を行うことになります。
SIMカードとは一切関係のない言葉ではありますが、携帯キャリアの申し込みページなどに「eKYC」と記載されている場合があるので、この機会にまとめて意味を覚えておきましょう。
デュアルSIMとは
これまでは1台の端末で1枚のSIMカードを使うのが一般的でしたが、昨今では1台の端末に2枚のSIMカードを挿入できる「デュアルSIM」が採用されている端末も増えてきました。
デュアルSIM端末を使用すると、1枚のSIMは音声通話用・もう一方は料金が安いデータSIMを契約してトータルのスマホ代を節約できたり、2つの電話番号を1台の携帯電話で利用できたりといった運用が可能です。
デュアルSIMの対応機種
2枚のSIMカードを使う、または物理SIM・eSIMの組み合わせで「デュアルSIM」を運用するためには、デュアルSIM対応の機種が必要不可欠です。
日本で人気のiPhoneシリーズでデュアルSIMに対応している機種は以下の通りです。
デュアルSIM対応のiPhoneシリーズ
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11
- iPhone XR
- iPhone Xs Max
- iPhone Xs
※2021年2月時点の機種です
iPhoneシリーズは、基本的に「物理SIM+eSIM」の組み合わせでデュアルSIMを運用することになります。
ただ、一部の外国版iPhoneではSIMトレイに物理SIMを2枚挿入できるようになっているタイプも存在します。
Android端末では人気のXperiaシリーズやAQUOSシリーズでデュアルSIMが採用されている場合がありますが、すべての端末でデュアルSIM運用ができるわけではありません。
そのため、これからAndroid端末でデュアルSIMの運用を考えている場合は、その端末がデュアルSIM対応か確認してから購入するようにしましょう。
また、デュアルSIM対応端末だとしてもeSIMには対応しておらず、物理SIM2枚のみに対応しているパターンもあるので十分にご注意ください。
デュアルSIMで運用する場合の手順
iPhoneの場合を例に、デュアルSIMの利用手順をご説明していきます。
iPhoneでデュアルSIM運用をするための利用手順
- eSIM対応の携帯キャリアに申し込む
- 発行されるQRコードをカメラアプリでスキャンする
- 「モバイル通信プランが検出されました」という通知が表示されたらその通知をタップする
- 画面の下部の「続ける」をタップする
- 「モバイル通信プランを追加」をタップしてインストールを行う
※携帯キャリアによってはこの画面で確認コードの入力を求められる場合があります - 「モバイル通信プランのインストールの準備ができました」という通知が表示されたらその通知をタップする
- iPhoneの設定アプリが表示されたら「モバイル通信プランの準備ができました」をタップする
- 画面の下部の「続ける」をタップする
これで1台のiPhoneに今まで使っていた電話番号と新しく追加した電話番号の2つが登録されたことになります。
iPhoneの設定アプリ→モバイル通信の順にタップすると「主回線」と「副回線」の2つにそれぞれ電話番号が表示されています。
どちらの電話番号(SIMカード)で電話を受けるか、普段のインターネット接続はどちらのSIMカードのデータ容量を使うかといった設定ができるので、ご自身の使い方に合わせて設定に変更してみましょう。
なお、Android端末でも基本的な設定方法は同じですが、詳細な設定方法については申し込んだ携帯キャリアからの設定マニュアルをご参照ください。
デュアルSIMはLINEMOと楽天モバイルが最強の組み合わせ
ソフトバンクのLINEMOは1か月2,728円(税込)で20GBまで使える新しい料金プランです。
LINE通話やLINEトークはカウントフリーで使い放題になりますが、通常の音声通話は30秒で20円の通話料が発生してしまいます。
また、昨今では在宅ワークやリモートワーク、多種多様な動画コンテンツの登場によって1か月で20GBでは物足りないという人も多いかと思います。
そんな人におすすめなのが、ソフトバンクのLINEMOと楽天モバイルのデュアルSIMでの運用です。
LINEMOと楽天モバイルのデュアルSIM運用が最強の組み合わせの理由

LINEMOと楽天モバイルには、それぞれ以下のような特徴があります。
LINEMOと楽天モバイルの特徴
LINEMO |
▶︎1か月2,728円で20GBまで使える ▶︎速度制限になっても最大1Mbpsの速度で利用可能 ▶︎LINEトークやLINE通話がカウントフリーで1か月20GBまで利用できる ▶︎ただし30秒22円の通話料が発生する上、かけ放題機能はオプション料が発生する(最初の1年は550円割引) ▶︎国際ローミングに対応 |
楽天モバイル |
▶︎データ利用量に応じて料金が0〜3,278円の間で変動する ▶︎Rakuten Linkアプリを使えば国内通話が完全無料 ▶︎データ利用量が1GB未満なら月額0円で音声回線を所有できる ▶︎楽天モバイル回線なら無制限でデータ通信が可能 ▶︎ただし楽天モバイル回線はエリアがまだまだ心許ない ▶︎パートナーエリアは1か月で5GBまでしか使えない |
つまり、これらの特徴を踏まえた上で、LINEMOと楽天モバイルをデュアルSIMで運用すると以下のような機能を持つプランとしてスマホが使えるようになります。
LINEMOと楽天モバイルをデュアルSIMで運用すると…
- 1か月2,728円で音声通話が完全無料(通話時はRakuten Linkアプリ使用)
- 月間20GBまで使えてLINEトークとLINE通話はカウントフリー
- LINEMOの20GBだけで足りない場合は楽天モバイル回線が無制限で使える
- 楽天モバイル回線をどれだけ使っても毎月のスマホ代は合計6,006円(税込)で済む
※音声回線は「楽天モバイル」、普段のインターネット接続を「LINEMO」で運用した場合
※2021年2月時点の情報です
これまでのスマホキャリアは月額6,000円以上で50GBまで使えるといった料金プランが多く、そこまでのデータ通信量を求めていない人にとっては割高な料金を支払うほかありませんでした。
ですが、2021年4月以降からスタートする楽天モバイルの新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」では、月間データ通信量が1GB未満なら月額料金0円という驚きの料金プランを打ち出しました。
それにより、LINEMOと組み合わせることで、1か月で20GBまで使えることに加えてLINEが使い放題、国内通話料も0円という最強のデュアルSIM運用が可能となるのです。
1か月あたりの利用料金が20GB未満で済む人にとっては、LINEMOと楽天モバイルのデュアルSIMが最強の組み合わせなので、毎月のスマホ代を節約したい人はぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。
いろんな組み合わせパターンを採点
ここまで、LINEMOと楽天モバイルのデュアルSIM運用が最強の組み合わせである理由について解説してきました。
この項目では、楽天モバイル以外の携帯キャリアとLINEMOのデュアルSIM運用について採点方式で解説していきます。
LINEMOと楽天モバイルの組み合わせを100点とした場合の点数です。
楽天モバイル以外の携帯キャリアが気になっている人は、ぜひこの項目を参考にしてみてください。
povoとLINEMO:80点

auが新しく提供する「povo」の特徴は以下の通りです。
povoとLINEMOの特徴
povo |
▶︎1か月2,728円で20GBまで使える ▶︎220円を追加すれば24時間限定でデータ通信量が無制限で使用可能となる ▶︎通話料は22円/30秒。550円で5分かけ放題、1,650円で24時間かけ放題が利用可能 ▶︎データ容量超過後は最大1Mbpsの速度で利用できる ▶︎2021年夏までの早期申込で家族割プラスの家族人数カウントの対象となる(割引は対象外) ▶︎国際ローミング対応予定 |
LINEMO |
▶︎1か月2,728円で20GBまで使える ▶︎速度制限になっても最大1Mbpsの速度で利用可能 ▶︎LINEトークやLINE通話がカウントフリーで1か月20GBまで利用できる ▶︎ただし30秒22円の通話料が発生する上、かけ放題機能はオプション料が発生する(最初の1年は550円割引) ▶︎国際ローミングに対応 |
これらの特徴を加味すると、auのpovoとソフトバンクのLINEMOをデュアルSIMで運用すると以下のような機能を持つプランとなります。
povoとLINEMOをデュアルSIMで運用すると…
- 1か月5,456円で40GBまで使える
- LINEトークとLINE通話はカウントフリー
- 220円を追加で払えば24時間限定でデータ通信量が無制限で利用できる
povoとLINEMOはどちらも22円/30秒の通話料が発生する料金プランですが、LINEMOによってLINE通話をカウントフリーで使うことができます。
普段はまったく通話をしない人やLINE通話で十分な人で、月間20GB以上のデータ容量を消費する人にとってはおすすめです。
また、220円を払えば24時間限定でデータ通信量を無制限にすることができますが、「月間無制限」ではなく「24時間限定の無制限」である点にご注意ください。
何度も無制限オプションを利用するとその都度220円の支払いが発生して月額料金が高額になってしまうので気をつけましょう。
ahamoとLINEMO:70点

ドコモが新しく提供する「ahamo」の特徴は以下の通りです。
ahamoとLINEMOの特徴
ahamo |
▶︎1か月2,970円で20GBまで使える ▶︎最初から5分かけ放題がついている ▶︎1,100円追加で24時間かけ放題が使える ▶︎eSIMへの対応は2021年6月以降 ▶︎国際ローミングが追加料金無しで利用可能 |
LINEMO |
▶︎1か月2,728円で20GBまで使える ▶︎速度制限になっても最大1Mbpsの速度で利用可能 ▶︎LINEトークやLINE通話がカウントフリーで1か月20GBまで利用できる ▶︎ただし30秒20円の通話料が発生する上、かけ放題機能はオプション料が発生する(最初の1年は500円割引) ▶︎国際ローミングに対応 |
これらの特徴を加味すると、ドコモのahamoとソフトバンクのLINEMOをデュアルSIMで運用すると以下のようなプランとなります。
ahamoとLINEMOをデュアルSIMで運用すると…
- 1か月5,698円で40GBまで使える
- 通話に関しては5分かけ放題が使える
- LINEトークとLINE通話はカウントフリー
※2021年2月時点の情報です
ドコモのahamoは、最初から5分かけ放題がついているプランなのでpovoとLINEMOよりも月額料金が250円ほど高めに設定されています。
5分かけ放題をオプション的に付け外しできない点はデメリットですが、povoとLINEMOよりわずか250円高いだけで5分かけ放題が使える点はメリットと言えます。※povoとLINEMOの5分かけ放題オプションは550円
オプションを検討する必要のない「ワンプラン」に近く、とてもシンプルな料金体系です。
「+250円で5分かけ放題強制加入」をどう捉えるかで、povoとahamoは選び分けましょう。
なお、ahamoのeSIM対応は2021年6月以降となっているので、今のところ、ahamoとLINEMOをデュアルSIMで運用する場合にはLINEMOをeSIMで申し込む必要があるのでご注意ください。
ワイモバイルとLINEMO:0点

ソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」では、2021年2月から新しい料金プランの提供をスタートしています。
ただし、LINEMOとのデュアルSIMで運用する場合、サブキャリアとしてワイモバイルを選ぶのは全くおすすめできません。
まずは、ワイモバイルの新料金プランについてご覧ください。
ワイモバイルの新料金プラン
プラン名 | シンプルS | シンプルM | シンプルL |
---|---|---|---|
データ通信量 | 3GB | 15GB | 25GB |
月額基本料 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
家族割/複数回選割 | -1,188円 | -1,188円 | -1,188円 |
割引適用後 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
速度制限時 | 最大300Kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
通信方式 | 4G/5G(高速大容量5Gは限定エリアで提供) | ||
通話料 | 20円/30秒 | ||
通話オプション | 10分かけ放題:770円、24時間かけ放題:1,870円 |
大手キャリアの新料金プランは2,728円または3,278円で20GBが使えますが、ワイモバイルの新プランでは3,278円(税込)で15GBまでしか使えません。
それよりも料金が安いシンプルSを選んでも月間のデータ容量は3GBしか増えないので、わざわざワイモバイルをLINEMOのサブキャリアとして選ぶメリットはないといえるでしょう。
ただし、家族でまとめてワイモバイルを使っている(=複数回線割引適用)、または自宅の固定回線とのセット割が適用されるといった条件を満たし、なおかつ月間データ容量が35GB未満で済むならワイモバイルを選んでも損をすることはありません。
UQモバイルとLINEMO:0点

格安SIMの中でも最も有名な存在ともいえる「UQモバイル」では、2月1日から新しい料金プランを受付しています。
ただし、ワイモバイルとほぼ同様の理由からLINEMOとのデュアルSIM運用はおすすめできません。
まずは、UQモバイルの新料金プランについて確認していきましょう。
UQモバイルの新料金プラン(税込)
プラン名 | くりこしプランS | くりこしプランM | くりこしプランL |
---|---|---|---|
データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
月額基本料 | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
通話料 | 22円/30秒 | ||
通話オプション | 1か月60分の無料通話分:550円 | ||
10分かけ放題:770円 | |||
24時間かけ放題:1,870円 |
ワイモバイルに比べて全てのプランで月額料金が500円ほど安い金額設定となっていますが、それでもauが提供するpovoの20GB 2,728円には及びません。
強いて挙げるならUQ学割が使える点やWiMAXとのセット割「ギガMAX月割」を使えることが挙げられますが、それでも割引金額は最大1,000円程度なので、そこまで大きな恩恵はないといえます。
そのため、基本的にはLINEMOとのデュアルSIMでUQモバイルをサブキャリアとして選ぶ必要はありません。
IIJmioとLINEMO:70点

知る人ぞ知る、老舗の格安SIMブランドとして有名な「IIJmio」ではデータ通信SIMが格安な料金で販売されています。
以下、IIJmioの料金プランをご確認ください。
IIJmioの料金プラン
タイプ | 音声通話 | SMS付きデータSIM | データSIM | eSIM(データSIM) |
回線 | ドコモ回線、au回線 | ドコモ回線、au回線 | ドコモ回線 | ドコモ回線 |
2ギガプラン | 858円 | 825円 | 748円 | 440円 |
4ギガプラン | 1,078円 | 1,045円 | 968円 | 660円 |
8ギガプラン | 1,518円 | 1,485円 | 1,408円 | 1,100円 |
15ギガプラン | 1,848円 | 1,815円 | 1,738円 | 1,430円 |
20ギガプラン | 2,068円 | 2,035円 | 1,958円 | 1,650円 |
ご覧のとおり、データ容量に対する月額料金がかなり安めに設定されていることが特徴です。
特筆すべきはeSIMの20ギガプランで、大手キャリアは音声通話付きとはいえ2,728円または3,278円で20GBを提供しているものの、IIJmioではたったの1,650円で20GBの容量が使えます。
そのため、LINEMOを普段の音声回線として使いつつIIJmioのeSIMで20ギガプランをデュアルSIMで運用すれば、1か月4,378円で40GBまで使えることになります。
ドコモ回線しか選択できないのがネックですが、その点を考慮せずに月額料金の面だけで見るならば、筆者個人的にはドコモのahamoとのデュアルSIMよりもおすすめの組み合わせです。
大手キャリアの大容量プランとLINEMO:30点
最後に、大手キャリアが2021年4月以降から提供を開始する大容量プランとLINEMOのデュアルSIMについて見ていきましょう。
キャリア | ドコモ | au | ソフトバンク |
プラン名 | 5Gギガホプレミア ギガホプレミア | 使い放題MAX 4G/5G 使い放題MAX 4G/5G Netflixパック使い放題MAX 4G/5G テレビパック使い放題MAX 5G with Amazonプライム 使い放題MAX 5G ALL STARパック | メリハリ無制限 |
データ容量 | 5Gギガホプレミア:無制限 ギガホプレミア:60GB | 無制限 ※プランによってテザリングで利用可能なデータ量が異なる | 無制限 |
月額料金 | 5Gギガホプレミア:7,315円 ギガホプレミア:7,205円 | 使い放題MAX 4G/5G :7,238円 使い放題MAX 4G/5G Netflixパック:8,338円 使い放題MAX 4G/5Gテレビパック:9,108円 使い放題MAX 5G with Amazonプライム:8,008円 使い放題MAX 5G ALL STARパック:9,988円 | 7,238円 |
各キャリアの大容量プランは「4Gプラン」と「5Gプラン」とで分かれており、ソフトバンク以外の2社は4Gと5Gとで使えるデータ容量が異なります。
ただし、どのプランもLINEMO以上のデータ容量が使えるので、わざわざLINEMOとのデュアルSIMで運用するメリットはありません。大手キャリア単独で契約すれば十分です。
まとめ
この記事では、LINEMOをデュアルSIMで右繞する際に最強の組み合わせとなる携帯キャリアについて解説してきました。
筆者が考察するLINEMOとの最強の組み合わせは、2021年2月時点では楽天モバイルが最強だと考えています。
LINEMOと楽天モバイルをデュアルSIMで運用すると…
- 1か月2,728円で音声通話が完全無料(通話時はRakuten Linkアプリ使用)
- 月間20GBまで使えてLINEトークとLINE通話はカウントフリー
- LINEMOの20GBだけで足りない場合は楽天モバイル回線が無制限で使える
- 楽天モバイル回線をどれだけ使っても毎月のスマホ代は合計6,006円(税込)で済む
※音声回線は「楽天モバイル」、普段のインターネット接続を「LINEMO」で運用した場合
楽天モバイルは、2021年4月以降からは月間データ容量が1GB未満なら月額料金が0円で音声回線を所有可能です。
さらに、Rakuten Linkアプリからの電話なら国内通話料が完全無料となるので、普段の音声回線を「楽天モバイル」、データ通信を「LINEMO」にすることで極限までスマホ代を節約できます。
LINEMOは22円/30秒の通話料が発生することがネックでしたが、楽天モバイルとのデュアルSIMで運用することでその弱点を克服できるので非常におすすめの組み合わせといえます。
ただし、デュアルSIMで運用するためにはデュアルSIM対応のスマートフォンを用意する必要があるのでご注意ください。