
2020年春に発売された第2世代のiPhone SE。
iPhone11や11proに劣らずハイスペックで、それにもかかわらずお手頃価格で話題となっています。
機能面も価格面も優秀なiPhone SE2ですが、気になるのはキャリアごとの値段や、どのキャリアで買うと一番お得かどうかですよね。
この記事ではiPhone SE2の値段比較とお得な購入方法について解説していきます。
目次
iPhone SE(第2世代)の価格一覧表
64GB | 128GB | 256GB | |
Apple | ¥49,280 | ¥54,780 | ¥66,880 |
au | ¥55,270 | ¥61,250 | ¥75,215 |
docomo | ¥57,024 | ¥62,568 | ¥75,240 |
ソフトバンク | ¥57,600 | ¥64,080 | ¥78,480 |
この表からわかるように、iPhone SE2はAppleストアで買うと一番安いことが一目瞭然です。
ただし、AppleストアのiPhoneはSIMカードが入っていないために安くなっています。格安SIMを利用したい人にとってはAppleで購入するのがお得でしょう。
では、au、docomo、ソフトバンクの3キャリアで買う時、どのようなプランを選べばお得に購入できるのでしょうか?
スマホ購入プログラムを比較
au、docomo、ソフトバンク、AppleストアでiPhone SE2のスマホ購入プログラムをそれぞれ見ていきましょう。
大手3キャリアでは割賦制度をうまく利用すれば実際に支払う機種代が半額になる可能性も…!
それぞれのキャリアがどのような方におすすめできるかどうかについても、考察してみました。
au
乗り換え割引
auではオンラインショップでMNPで購入する場合、「au Online Shopお得割」が適用になります。その割引を利用するとMNPで他社からauに乗り換える方、新規でauのスマホを購入する方は最大で2万円オフになります。
下取りプログラム
また、2020年4月から実施されている「かえトクプログラム」を利用することで、機種代を安く抑えることができます。
この「かえトクプログラム」は
48回払いを前提として、スマホを購入してから25ヶ月目以降に同じauのスマホに機種変更すると、その時点から48ヶ月目までの機種代の支払いが不要になる
というプログラムです。
(ただし、スマホの故障があった場合など、「かえトクプログラム」が適用されないこともあります)

かえトクプログラムを利用して、iPhone SE2の購入後25ヶ月目に機種変更した場合、iPhone SE2を購入した金額のおよそ半分が戻ってきます。
※65GB、128GB、256GB共に「かえトクプログラム」を利用すると、実質支払う金額は機種代金の53%です。
その他
auの魅力は「じぶん銀行」「auひかり(インターネット)」「auほけん(保険)」「auでんき」といった生活に必要なサービスが充実していること。
auのスマホに契約すれば、これらのサービスによって生活全般を不自由なく送れるメリットがあります。
docomo
乗り換え割引
docomoでは他社からMNPでiPhone SE2を購入する場合、「端末購入割引」や「はじめてスマホ購入サポート」が適用されます。
下取りプログラム
また、auと同じくdocomoにも分割払いによってお得になる「スマホお返しプログラム」があります。
36回払いを前提に、24ヶ月目までは毎月機種代を支払う必要がありますが、25ヶ月目以降に機種変更をしてスマホをdocomoに返却すると、それ以降の機種代金を支払いが不要になります。

「スマホお返しプログラム」を利用して、iPhone SE2の購入後25ヶ月目に機種変更した場合、iPhone SEを購入した金額のおよそ3分の1が戻ってきます。
※65GB、128GB、256GB共に「スマホお返しプログラム」を利用すると、実質支払う金額は機種代金の66%になります。
その他
docomoでは三親等以内の家族であれば、20回線まで家族割が適用されます。代表回線契約者のひ孫や曽祖父母、配偶者の兄弟の子供までの親族が家族割の対象となります。
(法律で定められた三親等でないため、詳しくはdocomoのHPをご覧ください)
また、月々の通信費をdocomoのdカードでのクレジットカード払いにすれば、毎月170円の割引、その上dポイントが貯まります。dポイントの提携店は多いため、スマホ代でポイントを貯めることができます。
ソフトバンク
乗り換え割引
ソフトバンクでは、オンラインショップ限定の「WEB割」を使ってiPhone SE2を購入すると、2万円割引されます。(他社から乗り換えの場合)
さらに、「スマホ乗り換え.com」というソフトバンクの正規販売代理店を使うと3万円割引になります。
下取りプログラム
ソフトバンクにもauやdocomoのように分割払いを利用してiPhone SE2を安く購入する「トクするサポート+特典A」というプログラムがあります。
「トクするサポート+特典A」は、48回の分割払いで本体を購入したあと、25ヶ月目以降に本体を返却すると、残りの支払い回数分の機種代の必要がなくなるプログラムです。

スマホお返しプログラムを利用して、iPhone SE2の購入後25ヶ月目に機種変更した場合、iPhone SEを購入した金額の半分が戻ってきます。
※65GB、128GB、256GB共に、実質支払う金額は機種代金の50%になります。
また、「トクするサポート+特典B」では、25ヶ月目以降の機種変更の必要がなく、端末を回収する代わりにPayPayポイントなどが付与されます。
auやdocomoのプログラムでは同じキャリアの端末への機種変更が条件なので、これから先ソフトバンク以外のキャリアに乗り換えるかもしれない方におすすめです。
その他
他にも、ソフトバンクの家族割では、血のつながった家族だけでなく、同居中のパートナーやシェアハウスの仲間も家族割の対象になります。幅広い層に家族割が適用されるので、同棲やシェアハウスといった住み方をしている方にもおすすめ。
Appleストア
AppleストアでiPhone SE2を一番安く買うには、これまで使っていたiPhoneを下取りに出す方法がベスト。
Appleストアの下取りプログラムを利用すると、2万9800円よりiPhone SE2を購入できます。
これまで使っていたiPhoneを下取りに出してiPhone SE2を購入し、格安SIMを入れて使うとお得な使い方になります。
キャリアスマホを使うと月々のスマホ代が洒落にならない。機種代の分割払いサービスも正直わかりづらいし、機種代を最初にまとめて払ってしまいたい。そんな方はAppleストアでiPhone SE2を購入する方が良いでしょう。
まとめ
機種代金のみでiPhone SE2の値段を比較するとApple Storeが一番お得です。
とはいえ、au、docomo、ソフトバンクといった各キャリアが展開するプログラムを利用すると実際のおよそ半額の値段でiPhone SE2をゲットできます。
自分自身の生活スタイルに合ったキャリア選びをすることで、スマホ代節約だけでなく、キャリアのサービスからたくさんの恩恵を受けることができそうです。