iPhone13のリークまとめ【発売日/値段/指紋認証/折りたたみ/ミリ波】

2021年発売と予想される「iPhone 13・iPhone 13 Pro」の最新情報をご紹介します。

発売日や値段はもちろん、みなさんが気になっている

  • 指紋認証を搭載?
  • 折りたたみ?
  • 5Gミリ波対応?
  • CPUは「M1チップ」になる?

といった点も調査しました。

「iPhone12を購入すべきか、iPhone13を待つべきか」の参考としてご覧ください。

iPhone13の発表日

2020年のiPhone12シリーズは、新型コロナの影響でスケジュールが後ろ倒しになり10月発表→11月発売となりました。

しかし有名アナリストのミンチー・クオ氏によれば、iPhone13シリーズの発表・発売時期は例年通りに戻るとのことです。つまり発表・発売は9月から10月になりそうです。

While the iPhone 12 lineup launched later than usual due to the COVID-19 pandemic, analyst Ming-Chi Kuo today forecasted that mass production of so-called iPhone 13 models with a new A15 chip will revert back to Apple’s usual timeframe.

MacRumors

そうは言っても、2021年4月現在も新型コロナは終息していません。iPhone13においても例外的なスケジュールが組まれる可能性も否定はできません。

過去のiPhoneシリーズ発売日

参考までに、過去に発売されたiPhoneシリーズの発売日は以下のとおりです。

機種名発表日発売時期
iPhone 12 Pro Max2020年10月14日2020年11月13日
iPhone 12 mini2020年10月14日2020年11月13日
iPhone 12 Pro2020年10月14日2020年10月23日
iPhone 122020年10月14日2020年10月23日
iPhone SE(第2世代)2020年4月16日2020年4月24日
iPhone 11 Pro Max2019年9月11日2019年9月20日
iPhone 11 Pro2019年9月11日2019年9月20日
iPhone 112019年9月11日2019年9月20日
iPhone XS Max2018年9月13日2018年9月21日
iPhone XS2018年9月13日2018年9月21日
iPhone XR2018年9月13日2018年10月26日
iPhone X2017年9月13日2017年11月3日
iPhone 8 Plus2017年9月13日2017年9月22日
iPhone 82017年9月13日2017年9月22日
iPhone 7 Plus2016年9月8日2016年9月25日
iPhone 72016年9月8日2016年9月25日
iPhone SE(第1世代)2016年3月21日2016年3月31日
iPhone 6s Plus2015年9月10日2015年9月25日
iPhone 6s2015年9月10日2015年9月25日
iPhone 6 Plus2014年9月10日2014年9月19日
iPhone 62014年9月10日2014年9月19日
iPhone 5s2013年9月20日
iPhone 5c2013年9月20日
iPhone 52012年9月21日
iPhone 4S2011年10月14日
iPhone 42010年6月24日
iPhone 3GS2009年6月26日
iPhone 3G2008年7月11日

最初期のiPhoneシリーズやiPhone SE(第1世代・第2世代)を除くと、新作の発表は例年9月上旬となっています。

そして発表の数日後に予約受付が開始し、7~10日後に発表する流れです。

そのことから、今年のiPhoneの発売日は以下であると予想されます。

キャリア予約開始日発売日
ドコモ2021年9月10日2021年9月17日
au2021年9月10日2021年9月17日
ソフトバンク2021年9月10日2021年9月17日

iPhone13の値段

iPhone 13シリーズの価格についてのリーク情報は、現時点では確認できませんでした。

なお、iPhone 12もiPhone 11も、前モデルよりストレージ容量が大きくなったものの価格は据え置かれました。

そのため、新たに登場するiPhone 13シリーズもiPhone 12シリーズよりストレージ容量が大きくなり、なおかつ価格が据え置きだと予想できます。価格が上がったとしても、少し上がる程度でしょう。

参考までに、iPhone 12シリーズの価格です。

 容量/価格
iPhone 1264GB:85,800円
128GB:90,800円
256GB:101,800円
iPhone 12 Pro128GB:106,800円
256GB:117,800円
512GB:139,800円
iPhone 12 mini64GB:74,800円
128GB:79,800円
256GB:90,800円
iPhone 12 Pro Max128GB:117,800円
256GB:128,800円
512GB:150,800円

iPhone13のスペック・デザイン

iPhone13シリーズは、2020年に発売されたiPhone12シリーズと同様に4モデル展開と見られています。

2021年の新型iPhone(仮称)

  • iPhone 12 → iPhone 13
  • iPhone 13 mini → iPhone 13 mini
  • iPhone 12 Pro → iPhone 13 Pro
  • iPhone 12 Pro Max → iPhone 13 Pro Max

ちなみに、西洋では「13」は不吉な数字であることから、「iPhone 12s」になるとの噂もあります。

ストレージ

現行のiPhoneシリーズのストレージは最大で512GBとなっています。

有名リーカーのジョン・プロッサー氏(@jon_prosser)によると、新たに発売が予想されるiPhone 13シリーズはストレージ容量が最大で1TBになる可能性があるとしています。

昨今では4Kや8Kなどファイルサイズが膨大なデータが多くなっており、それらのデータ保存を可能にすべくストレージ容量の見直しが図られているとのことです。

カメラ

最大の進化は、全4モデルにLiDARセンサーが搭載される点です。

現状、LiDARセンサーはiPhone 12 Pro・iPhone 12 Pro Maxにのみ搭載されており、ナイトモードでのポートレート撮影を可能にしています。

この機能がiPhone13全モデルに搭載されるようです。出典

ちなみに、レンズの枚数は12と変わらず、

  • 無印、mini:デュアルレンズ
  • Pro、Pro Max:トリプルレンズ

です。

ミンチー・クオ氏の情報によると、iPhone 13 Pro・iPhone 13 Pro Maxの両機種では超広角カメラの性能が大幅に向上し、現行のF値2.4から1.8、レンズ構成が5枚から6枚に変更され、オートフォーカスにも対応するとのことです。

デザイン

iPhone 13シリーズは、iPhone 12シリーズと同様の角張ったデザインが継続されるようです。

なお、リーカーのマクガイア・ウッド氏(@Jioriku)によると、iPhone 13シリーズのうちの1モデルでLightning端子を廃止した完全ポートレス端末が登場するようです。

iPhoneは完全ポートレス化を目指しているとされ、その先駆けとなります。

それ以外のデザインについては現時点で目立った情報はありませんでした。情報が出ていないということは、大きなアップデートはないとも読めます。

ちなみに海外メディアが、予想を元にしたApple公式風のムービーを公開しています。デザインのイメージが湧きやすいです。

ディスプレイ

ロス・ヤング氏(@DSCCRoss)によると、2021年に発売されるiPhone13シリーズは全モデルでY-OCTAディスプレイが搭載されます。

Y-OCTAディスプレイとは、パネルとタッチセンサーが一体化した次世代有機ELディスプレイのことで、コスト削減とともにディスプレイの薄型化が見込めるといったもの。

なお、iPhone 12シリーズから120Hzのリフレッシュレートに対応したディスプレイが搭載されるとの噂がありましたが、実際には搭載されませんでした。

iPhone 13シリーズで120Hzリフレッシュレートディスプレイが実現するか気になる人も多いかと思いますが、現時点ではまだ情報が出ていません。

ただし、ロス・ヤング氏は「iPhone 13 Proに120Hzリフレッシュレートディスプレイを搭載する場合は、Samsung Displayが供給するだろう」と述べています。

5G対応で消費電力が増加するiPhoneシリーズに120Hzリフレッシュレートディスプレイを搭載できるかどうかは、メーカーが低消費電力のLTPOディスプレイを製造できるかにかかっています。

iPhone13は指紋認証を搭載?

有名リーカーのジョン・プロッサー氏(@jon_prosser)は、自身のYouTubeチャンネルで「画面内蔵の指紋認証搭載モデルが存在している」と発信しています。

また、イギリスの大手金融機関バークレイズのアナリストによると、指紋スキャナーは画面の下半分に配置され、その範囲内であればどこでも指紋を読み取れるとのこと。出典

ホームボタンが画面の表示領域を狭めてしまう問題は、画面内蔵の指紋認証が解決してくれるかもしれません。

2020年発売の新型iPad Airでは側面の電源ボタンに指紋認証を搭載しており、そのシステムがiPhone13に適用される可能性もあります。

iPhone13は折りたたみ?

2019年発売のGalaxy Foldで「折りたたみスマホ」がデビュー。

ガラケーのようで、どこか懐かしさを感じた人も多いのではないでしょうか。

2020年にはAppleも折りたたみスマホの開発に着手したという情報が出ていました。

しかしリーカーのマクガイア・ウッド氏(@Jioriku)によると、折りたたみiPhoneは研究が始まったばかりで、まだプロトタイプすら存在しないそうです。

台湾メディアのEconomic Daily Newsでは「Appleが2つのプロトタイプの折りたたみiPhoneの耐久テストを行い合格した」と報道していますが、これはディスプレイのヒンジ部分における耐久性をテストしただけのようです。

そのため、iPhone 13シリーズで折りたたみiPhoneが登場することはありません。

iPhone13は5Gミリ波対応?

iPhone 12シリーズは5Gに対応したものの、5Gミリ波には対応していませんでした。

iPhone 13シリーズが5Gミリ波に対応するかどうかは2021年1月時点においてもまだ不明です。

ですが、イギリスの証券会社バークレイズによると、iPhone 13シリーズは2021年から新しく登場する規格「Wi-Fi 6E」に対応することが予想されています。

現行の最新規格は「Wi-Fi 6」で、対応する周波数帯は2.4GHzと5GHzの2種類となっています。

一方の新規格「Wi-Fi 6E」は、2.4GHzと5GHzに加え、新たに6GHzの周波数帯にも対応するようです。

新しい規格に対応することで、これまで以上に安定した高速通信が使えるようになることが期待できます。

ただし、日本国内においては5Gの普及率が低く、iPhone13で新規格が使えるかは定かではありません。

iPhone 13シリーズのCPUはMacBookと同じ「M1チップ」になる?

2020年発表のMacBookシリーズに搭載されているApple製CPU「M1チップ」。

CPUやGPUなどのすべての性能を1つにまとめたことで、これまでのインテル製CPU以上のパフォーマンスを発揮していると話題です。

現行のiPhoneではクアルコム社のチップを搭載していますが、新型のM1チップが発表されたことでiPhone 13シリーズにもM1チップを進化させたApple製の高性能CPUが搭載されるのでは?と考えている人も多いかもしれません。

ですが、大手経済メディアのBloombergによると、Apple製のCPUがiPhoneに搭載されるのは早くて2024年からとなります。

ナンバリングが順当に進んでいくと仮定するなら、Apple製の高性能CPUが搭載されるのは2024年に発売されるであろう「iPhone 16」からとなりそうです。

まとめ

2021年に発売されることが予想される「iPhone 13シリーズ」は、全部で4モデルが登場するようです。

  • iPhone 12 → iPhone 13
  • iPhone 13 mini → iPhone 13 mini
  • iPhone 12 Pro → iPhone 13 Pro
  • iPhone 12 Pro Max → iPhone 13 Pro Max

上記のうち1機種は完全ポートレス化されるようで、2022年以降のiPhoneシリーズはLightning端子を廃止してワイヤレス充電に移行するものと見られています。

画面内指紋認証や新型CPUについては、可能性はあるものの現段階では情報が不確定です。今後のリーク情報に期待しましょう。